2018年の紙の出版物の推定販売金額は前年比5.7%減の1兆2,921億円:電子市場は11.9%増の2,479億円

2019年1月25日、全国出版協会の出版科学研究所が、2018年に刊行された書籍・雑誌を合わせた紙の出版物の推定販売金額が、前年比5.7%減の1兆2,921億円で14年連続のマイナスとなったと発表しています。書籍は2.3%減、雑誌は9.4%減です。

一方で、電子出版市場は前年比11.9%増の2,479億円で、内訳は、電子コミックが同14.8%増の1,965億円、電子書籍(文字もの)が同10.7%増の321億円、電子雑誌が同9.8%減の193億円となっています。

出版月報 2019年1月号(公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所)
https://www.ajpea.or.jp/book/2-1901/index.html

2018年の出版市場規模発表 紙+電子で3.2%減の1兆5,400億円、紙は5.7%減、電子は11.9%増(公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所,2019/1/25)
https://www.ajpea.or.jp/information/20190125/index.html

参考:
2017年の出版物の推定販売金額は前年比6.9%減の1兆3,701億円
Posted 2018年1月26日
http://current.ndl.go.jp/node/35378