東京電力ホールディングス株式会社、東京電力廃炉資料館を開館

2018年11月30日、東京電力ホールディングス株式会社は、福島県双葉郡富岡町に東京電力廃炉資料館を開館しました。

発電所周辺地域をはじめとした福島県及び国内外の人々が、福島原子力事故の事実と廃炉事業の現状等を確認できる場であるとしています。

同社の2018年7月27日付けのプレスリリースでは、2020年に福島県が同県・双葉町へ開設予定のアーカイブ拠点施設等との連携を図ることも触れられています。

東京電力廃炉資料館(東京電力ホールディングス株式会社)
http://www.tepco.co.jp/fukushima_hq/decommissioning_ac/
※「廃炉資料館からのお知らせ」欄に、「2018年11月30日 東京電力廃炉資料館オープン」とあります。

「東京電力廃炉資料館」の設置について(東京電力ホールディングス株式会社, 2018/7/27)
http://www.tepco.co.jp/press/release/2018/1502024_8707.html
http://www.tepco.co.jp/press/release/2018/pdf2/180727j0301.pdf
二つ目のリンクは別紙[PDF:1.03MB]です。

「廃炉資料館」30日開館 巨大スクリーンなどで現場臨場感再現(福島民友, 2018/11/29)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20181129-329545.php

参考:
福島県、「東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設」の概要を発表
Posted 2018年1月17日
http://current.ndl.go.jp/node/35326

国土交通省、「震災を風化させないプロジェクト~震災の記録・記録の見える化への取り組み~」を発表
Posted 2017年12月18日
http://current.ndl.go.jp/node/35179

E2076 – 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2018/11/20現在)
カレントアウェアネス-E No.358 2018.11.22
http://current.ndl.go.jp/e2076