2018年10月29日、国立文化財機構文化財活用センターとキヤノン株式会社は、日本美術の名品について、高精細複製品の制作を行うとともに、新しい活用方法の開発についての共同研究と実証実験を行うことを発表しました。
美術館や博物館の展示において様々な制限がある日本の文化財について、原本とほぼ変わりない鑑賞体験が得られる高精細複製品を制作し、新しい活用方法の開発を行うことによって、より多くの人に文化財に親しむ機会と、より深い文化体験を提供するとしています。
国立文化財機構文化財活用センターとキヤノン株式会社による文化財の高精細複製品の制作と活用に関する共同研究プロジェクト発足(キヤノン株式会社, 2018/10/29)
https://global.canon/ja/news/2018/20181029.html
参考:
独立行政法人国立文化財機構、文化財活用センターを設置
Posted 2018年7月2日
http://current.ndl.go.jp/node/36256
文化財の計画的な保存・活用促進や地方文化財保護行政の推進力強化を目的とした文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立
Posted 2018年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/36100
E423 -危機に立つ文化財保存の実態(米国)
カレントアウェアネス-E No.73 2005.12.21
http://current.ndl.go.jp/e423