米・Pew Research Center、若者及び保護者の携帯電話の利用実態や懸念事項を調査した報告書を公開

2018年8月22日、米国の調査機関Pew Research Centerが、報告書“How Teens and Parents Navigate Screen Time and Device Distractions”を公開しました。

2018年3月7日から4月10日にかけて、米国の13才から17才の若者743人と1,058人の保護者(子どものうち少なくとも1人が13才から17才)を対象に、携帯電話の利用実態や感じている懸念事項を調査した結果です。

若者の54%が携帯電話を長時間利用していると認識しており、52%がスマートフォンの利用を減らそう考えていることや、72%が起床するとすぐにメッセンジャー機能・通知機能を確認すること、56%が携帯電話を所持していないと孤独・動揺・不安を感じること、また、女性のほうが男性よりもそのように感じる割合が高いこと等が紹介されています。

一方、保護者は、携帯電話機等の画面を見ている時間が子どもに与える影響を心配しており、57%がその利用時間を制限しているとの結果を紹介しています。また、15%が携帯電話により仕事の集中力をなくすと回答しており、若者が授業で集中力をなくすと回答した割合(8%)の約2倍である事も指摘されています。

How Teens and Parents Navigate Screen Time and Device Distractions(Pew Research Center)
http://www.pewinternet.org/2018/08/22/how-teens-and-parents-navigate-screen-time-and-device-distractions/

参考:
総務省情報通信政策研究所、2016年の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の報告書を公開
Posted 2017年7月7日
http://current.ndl.go.jp/node/34330

総務省、「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表
Posted 2018年4月20日
http://current.ndl.go.jp/node/35892

図書館調査研究リポートNo.10 子どもの情報行動に関する調査研究
http://current.ndl.go.jp/report/no10