2018年7月19日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)が、検閲や利用者のプライバシー、特にLGBTQ+の資料への異議申し立ての問題に取り組む学校図書館員を支援するためのリソースガイド“Defending Intellectual Freedom LGBTQ+ Materials in School Libraries”を公開しました。
AASLが策定した基準を枠組みとして利用し、学校図書館員が、自分自身や、コレクション中のLGBTQ+資料を守るための方法をまとめたものとなっています。
また、学校図書館員自身が自身の偏見を探り、コレクションの開発やコレクションを守るための実践を見つけるために参照する際に役立つようになってます。
AASL releases guide addressing challenges related to censorship and LGBTQ+ materials(ALA,2018/7/19)
http://www.ala.org/news/member-news/2018/07/aasl-releases-guide-addressing-challenges-related-censorship-and-lgbtq-materials
Defending Intellectual Freedom LGBTQ+ Materials in School Libraries(AASL)
https://standards.aasl.org/project/lgbtq/
参考:
米国図書館協会、GLBT向けサービスのためのツールキットを公開
Posted 2016年4月12日
http://current.ndl.go.jp/node/31318
米国図書館協会、GLBTQについての子ども・若者向け推薦図書リスト“2017 Rainbow Book list”を公開
Posted 2017年1月26日
http://current.ndl.go.jp/node/33341
CA1725 – セクシュアル・マイノリティの問題と図書館への期待 / 小澤かおる
カレントアウェアネス No.305 2010年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1725