2018年6月11日、米国の出版プラットフォーム企業HighWireが、Google Scholarと提携し、同社のプラットフォームIntelligent Publishing Platform掲載コンテンツについて、購読機関の利用者であれば、自宅などキャンパス外のネットワークからもアクセス可能となる新機能、”Universal Campus Activated Subscriber Access’ service (Universal CASA)”を開始したと発表しました。Google Scholarと提携し、同機能を提供するプラットフォームはHighWireがはじめてとのことです。
Universal CASAにより、利用者は契約機関外のネットワークからでも、またサーチエンジンの検索結果や同僚からのメール、ブログポスト、Twitterなど、どのようなルート経由であっても、HighWireの購読コンテンツにアクセスできるようになるとされています。
HighWire leads industry rollout of Universal CASA, in partnership with Google Scholar(HighWire、2018/6/14付け)
https://www.highwirepress.com/news/highwire-leads-industry-rollout-universal-casa-partnership-google-scholar
参考:
米HighWire Pressが査読の透明性向上へ向け、Peer Review Evaluationとパートナーシップを締結
Posted 2017年6月20日
http://current.ndl.go.jp/node/34199
HighWire PressがCHORUSに参加
Posted 2016年1月8日
http://current.ndl.go.jp/node/30398
HighWire Press、Accel-KKR社から投資を受入れ
Posted 2014年6月3日
http://current.ndl.go.jp/node/26268