2018年5月30日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とデータリポジトリDryadの連携が発表されています。
両者の連携は、データの公開を研究者のワークフローに簡便な形で組み込み、研究データに関する商用サービスに代わる信頼できる持続可能な製品を開発することを目的としています。
また、連携により、出版者に対しては、論文投稿システムとの直接的な統合や、より包括的なキュレーションサービスを、研究機関に対しては、出版者・図書館・研究者間にある壁をなくし世界中からアクセス可能で、コミュニティー主導の、低価格なインフラ・サービスを提供できるとしています。
Letter to the Community: CDL and Dryad Partnership(CDL,2018/5/30)
https://www.cdlib.org/cdlinfo/2018/05/30/letter-to-the-community-cdl-and-dryad-partnership/
Dryad partnering with CDL to accelerate data publishing(Dryad,2018/5/30)
https://blog.datadryad.org/2018/05/30/dryad-partnering-with-cdl-to-accelerate-data-publishing/
参考:
DryadとDANS、研究データの長期保存とアクセシビリティの保証で協同
Posted 2017年7月14日
http://current.ndl.go.jp/node/34369
米・カリフォルニア電子図書館、オープンアクセス出版プラットフォーム“eScholarship”を更新
Posted 2017年10月26日
http://current.ndl.go.jp/node/34894