【イベント】国際シンポジウム「デジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって」(7/6・東京)

2018年7月6日、東京都千代田区の一橋講堂において、科学研究費補助金基盤研究(S)「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」主催の国際シンポジウム「デジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって」が開催されます。

デジタル時代における人文学の学術基盤のありかたという、日本の人文学にとっての焦眉の課題を解決するため、同テーマに関して国際的に指導的役割を果たしている2名の研究者を招聘し世界の現状を把握し議論するほか、日本における人文学のデジタル学術基盤に関連する代表的な組織・プロジェクトのうち18件についてのポスター発表及びデモンストレーションが行われます。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

開催趣旨 下田正弘氏(東京大学大学院人文社会研究科教授)

講演   Laurent Romary氏(欧州人文学デジタル研究基盤/DARIAH)

講演   Gregory Crane氏(ペルセウスデジタル図書館)

講演   大向一輝氏(国立情報学研究所准教授)

ショートプレゼンテーション

ポスター及びデモンストレーション

パネルディスカッション

ポスター及びデモンストレーション

国際シンポジウムデジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって
http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/kibans/sympo2018/

参考:
欧州研究図書館協会、デジタル・ヒューマニティーズに関するワーキンググループを立ち上げ
Posted 2017年2月6日
http://current.ndl.go.jp/node/33396

西洋古典のテキストを提供するペルセウス電子図書館、Perseus Catalogを公開
Posted 2013年6月20日
http://current.ndl.go.jp/node/23767

国立国語研究所、「日本語歴史コーパス」(先行公開版)を公開
Posted 2012年12月26日
http://current.ndl.go.jp/node/22590

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、「IIIF Curation Finder」「IIIF Curation Platform」「顔貌コレクション(顔コレ)」を公開
Posted 2018年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/36042

東京国立博物館、所蔵資料の画像を閲覧できる「東京国立博物館デジタルライブラリー」を公開
Posted 2015年4月1日
http://current.ndl.go.jp/node/28266

「東京大学学術資産等アーカイブズリンク集」が公開
Posted 2017年12月25日
http://current.ndl.go.jp/node/35227

E2004 – 京都大学附属図書館における貴重資料画像の二次利用自由化
カレントアウェアネス-E No.343 2018.03.08
http://current.ndl.go.jp/e2004

国内外での学術調査に関わる写真・動画資料を集積したデータベース「地域研究画像デジタルライブラリ」を構築する研究支援事業、プロジェクトを公募
Posted 2016年8月16日
http://current.ndl.go.jp/node/32323

京都大学古地震研究会、Webアプリケーション「みんなで翻刻【地震史料】」を公開
Posted 2017年1月11日
http://current.ndl.go.jp/node/33228