2018年4月10日、韓国国立中央図書館(NLK)が、4月の「科学の月」にあわせて、公共図書館660館の3年間(2015年1月から2018年2月まで)の貸出しデータ2億件をもとに分析した、科学系の書籍に関する分析結果の概要を発表しました。
・最も貸出された図書は、リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』
・分野別では、数学(23%)、教養(20%)、生命科学(14%)の順で貸出しが多い。
・SF小説の貸出しでは英米の作家の作品が全体の66.6%を占める。韓国の作家の作品は20%。
※日本人作家では、田中芳樹『銀河英雄伝説』、東野圭吾『虹を操る少年』が貸出しの多い作品として紹介されています。
공공도서관에서 가장 자주 대출한 과학도서는?(NLK,2018/4/10)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=9526¬ice_type_code=3&cate_no=4
参考:
韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館660館の3年間の貸出しデータを用いて行った保護者に人気のある教育関連の書籍の分析結果を発表
Posted 2018年3月5日
http://current.ndl.go.jp/node/35587
韓国国立中央図書館(NLK)・韓国科学技術情報院(KISTI)、公共図書館660館の2017年の貸出しデータの分析結果を公表
Posted 2018年2月8日
http://current.ndl.go.jp/node/35462
韓国・文化体育観光部、ビックデータを用いた図書館経営支援システムの提供を開始
Posted 2016年1月29日
http://current.ndl.go.jp/node/30576