国際図書館連盟(IFLA)、聴覚障害者のための図書館サービスの事例を収集する調査を実施中

国際図書館連盟(IFLA)の特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会(Library Services to People with Special Needs:LSN)が、聴覚障害者のための図書館サービスに関する調査を実施しています。

LSNでは現在、ITの急速な発展やソーシャルメディアの成長に伴い、聴覚障害者のための図書館サービスに関する新しいガイドラインの策定に迫られており、聴覚障害者の情報ニーズといった新たなトピックも盛り込んだガイドラインを策定中です。そこで、聴覚障害者のための図書館サービスの事例を収集する調査を実施しています。調査は3月31日までです。

Survey on library programmes and services for people who are deaf, hard of hearing and deafblind (February 10th until March 31st 2018)(IFLA, 2018/2/15)
https://www.ifla.org/node/27482

参考:
CA1145 – 聴覚障害者のための図書館サービス / 江口磨希
カレントアウェアネス No.217 1997.09.20
http://current.ndl.go.jp/ca1145

CA703 – IFLA『聴覚障害者への図書館サービスの指針』 / 河村宏
カレントアウェアネス No.136 1990.12.20
http://current.ndl.go.jp/ca703