米・オバマ前大統領任期満了にともなうウェブアーカイブプロジェクト“End of Term 2016 archive”、収集データを公開

2018年2月18日、米国政府印刷局(GPO)が、米・オバマ前大統領任期満了にともなうウェブアーカイブプロジェクト“End of Term 2016 archive”での収集データの公開を発表しています。

同プロジェクトは、GPOのほか、米国議会図書館(LC)、カリフォルニアデジタルライブラリー(CDL)、ノーステキサス大学図書館、Internet Archive、ジョージ・ワシントン大学図書館、スタンフォード大学図書館が連携して行ったものです。

同プロジェクトに対しては、応募を受け付けていた収集を希望するウェブ情報が1万1,400件寄せられたほか、 DataRefugeやEnvironmental Data and Governance Initiative (EDGI)といった研究データの保存に取り組む団体からも10万件以上のウェブ情報や研究データの収集候補が寄せられたと紹介されています。

2016 End of Term Presidential Web Archive Now Available(GPO,2018/2/18)
https://www.fdlp.gov/news-and-events/3340-2016-end-of-term-presidential-web-archive-now-available

End of Term Web Archive
http://eotarchive.cdlib.org

End of Term 2016 Web Crawls
https://archive.org/details/EndOfTerm2016WebCrawls

参考:
Internet Archive、ウェブアーカイブの共同プロジェクト“End of Term Presidential Harvest 2016”で200TBのデータを収集
Posted 2017年5月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33968

米・オバマ大統領任期満了にともなうウェブアーカイブプロジェクト“End of Term 2016 archive”:収集を希望するウェブ情報の推薦を受け付け中
Posted 2016年9月1日
http://current.ndl.go.jp/node/32443

ホワイトハウス、オバマ政権がソーシャルメディア上で発信した情報を米国国立公文書館で保存すると発表
Posted 2016年11月2日
http://current.ndl.go.jp/node/32861