2017年12月15日、米国図書館協会(ALA)が、公共図書館に対して、歴史資料を用いて、建国期から続く永続的な考えやテーマ、現代生活への影響について議論する事業“Revisiting the Founding Era”への応募を呼びかけています。
同事業は、ALAが米国史への理解の促進を目指す団体Gilder Lehrman Institute of American Historyや国立憲法センターと連携して実施されるもので、応募の中から選ばれた100の公共図書館で行なわれます。
選ばれた館には、Gilder Lehrman Institute of American Historyが所蔵する資料を掲載した100ページ分のコンテンツ10点、討論会やプログラムを実施するための費用1,000ドル、プログラム実施のための研修の実施などの支援が提供されます。
各館では、学者や地元の専門家と協力して、大人向け・青少年向けの、少なくとも3つのプログラムを開催する必要があります。
Public libraries invited to apply for Revisiting the Founding Era funding opportunity(ALA,2017/12/15)
http://www.ala.org/news/member-news/2017/12/public-libraries-invited-apply-revisiting-founding-era-funding-opportunity
Guidelines(Revisiting the Founding Era)
https://apply.ala.org/foundingera/guidelines
参考:
米国議会図書館、同館の一次資料を用いて政治・立法・市民参加について学ぶK-12の児童・生徒向けの教育用ウェブアプリを公開
Posted 2017年11月20日
http://current.ndl.go.jp/node/35031