2017年11月15日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、2017年度(2016年10月1日から2017年9月30日まで)の業績報告書(Performance and Accountability Report)を公開しました。
IMLSが実施している、
・図書館・博物館が地域の触媒となることを目指す“Community Catalyst”
・退役軍人とその家族のニーズを満たす図書館・博物館を目指す“Community Salute”
・地域のSTEM分野の専門家が6歳から10歳の子どもや、彼ら家族を対象としたプログラムを、図書館・博物館で実施するための助成金“STEMeX”
・郊外や小規模なコミュニティにおいて図書館・博物館が提供するブロードバンド接続を拡大し、住民が仕事やその他重要な情報にアクセスできるようにする取組
といった事業が説明されています。
MLS Releases FY 2017 Annual Performance and Accountability Report(IMLS,2017/11/15)
https://www.imls.gov/news-events/news-releases/imls-releases-fy-2017-annual-performance-and-accountability-report
2017 Performance and Accountability Report(IMLS)
https://www.imls.gov/publications/2017-performance-and-accountability-report
参考:
米国の博物館・図書館サービス機構、図書館・博物館が地域社会の福祉を支える組織として位置付けられることを目的に作成したハンドブックを公開
Posted 2017年1月11日
http://current.ndl.go.jp/node/33232
米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)等、デジタルな地域コミュニティを作るための活動指針となる文書を公開
Posted 2012年3月23日
http://current.ndl.go.jp/node/20451
ニューヨーク公共図書館、退役軍人へのワンストップサービスの拠点7か所を設置
Posted 2012年11月30日
http://current.ndl.go.jp/node/22423
E1874 – デジタル包摂社会と公共図書館の課題(米国)<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.317 2016.12.22
http://current.ndl.go.jp/e1874