国立情報学研究所、次世代リポジトリソフトウェア開発に着手したことを発表 欧州原子核研究機構、物質・材料研究機構と連携

2017年11月7日、国立情報学研究所(NII)が欧州原子核研究機構(CERN)、物質・材料研究機構(NIMS)と連携し、次世代リポジトリソフトウェア「WEKO3」の開発に着手したことが発表されました。

NIIはWEKOを文献のみならず、研究データを含む幅広い学術成果公開のプラットフォームとするべく、CERNが開発した汎用リポジトリソフトウェア「Invenio」をもとに、WEKO3を開発するとのことです。機能の拡張性・運用性能の向上に加え、大規模データにも対応可能なシステムとなるとされています。

オープンサイエンス時代の次世代リポジトリソフト開発に着手 国立情報学研究所が欧州原子核研究機構と共同で/物質・材料研究機構も連携(NIMS、2017/11/7付け)
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/11/201711070.html

NII、CERNとNIMSと連携し機関リポジトリの次世代ソフトウェア「WEKO3」の開発に着手(STI Updates、2017/11/13付け)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=10149

参考:
E1574 – つくばリポジトリのJAIRO Cloudへの移行 カレントアウェアネス-E No.261 2014.06.19
http://current.ndl.go.jp/e1574

E1925 – オープンサイエンス基盤研究センターの新設について カレントアウェアネス-E No.327 2017.06.22
http://current.ndl.go.jp/e1925