Open Scholarship Initiativeが2017年4月に米ワシントンで開催した会合、OSI2017の詳細なレポートが、2017年11月上旬から公開されています。
OSIは学術情報流通の改善のために、関係者間の国や組織等の垣根を超えたコミュニケーションを実現するために、2016年初頭にUNESCO等が立ち上げた活動です。2017年の会合では「助成モデル」、「機関リポジトリ」、「査読」、「OA推進のための昇進・テニュア獲得の在り方」等のトピックごとに分かれたワーキンググループの会合と、「雑誌編集者」、「出版者」等の各ステークホルダーごとの会合のレポートの2種類が行われました。今回公開されたレポートでは、それぞれの会合の詳細について個別にまとめられています。
Open Scholarship Initiative Proceedings Vol 2 (2017)
https://journals.gmu.edu/osi/issue/view/201
関連
New white paper asks, “How can we reform promotion and tenure practices to promote open access?”（Digital Science News Blog、2017/11/6付け）
https://www.digital-science.com/blog/news/new-white-paper-asks-can-reform-promotion-tenure-practices-promote-open-access/
