2017年9月28日、米国国立公文書館(NARA)が、連邦政府各機関から提出された、上級記録管理官報告書(SAORM Report)・連邦電子メール管理報告書(Federal Email Management Report)・記録管理に関する自己評価(RMSA)を分析した報告書“Federal Agency Records Management Annual Report 2016”を公開しました。
分析の結果、2019年12月31日が期限となっている、全ての永続的な電子記録の電子的フォーマットでの管理への移行に向けて、連邦政府機関全体で、記録管理の改善と電子記録や電子メール管理の強化が進展していることがわかったとされています。
2016 Annual RM Report Released(NARA,2017/9/28)
https://records-express.blogs.archives.gov/2017/09/28/2016-annual-rm-report-released/
Federal Agency Records Management 2016 Annual Report(NARA)
https://www.archives.gov/files/records-mgmt/resources/Federal%20Agency%20Records%20Management%20-%202016%20Annual%20Report.pdf
参考:
米国国立公文書館、連邦政府機関が提出した記録管理に関する報告書を公開
Posted 2017年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/33809
大統領記録法・連邦記録法(2014年改正)が法制化(米国)
Posted 2014年12月2日
http://current.ndl.go.jp/node/27553
行政管理予算局(OMB)と米国国立公文書館(NARA)、連邦政府機関における電子メールの管理に関する覚書を公開
Posted 2014年9月17日
http://current.ndl.go.jp/node/27030