2017年9月12日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第356号を刊行しました。
“Diversity and Inclusion”がテーマで、2010年以降、ARL加盟館の多様性に関する計画がどのように変化したかを調査したものです。
マイノリティの図書館員を増やすための求人・人材確保に関する戦略、包摂的な職場環境や風土の形成のためのスタッフ教育プログラム、これらの取組の評価方法などが紹介されています。
Diversity and Inclusion, SPEC Kit 356, Published by ARL(ARL, 2017/9/12)
http://www.arl.org/news/arl-news/4367-diversity-and-inclusion-spec-kit-356-published-by-arl
SPEC Kit 356: Diversity and Inclusion (September 2017)(ARL)
http://publications.arl.org/Diversity-Inclusion-SPEC-Kit-356/
参考:
北米研究図書館協会(ARL)、“Research Library Issues”286号を刊行:多様性とその研究図書館における受容を特集
Posted 2015年4月28日
http://current.ndl.go.jp/node/28386
Ithaka S+R、北米研究図書館協会(ARL)参加館の職員の多様性に関する調査の報告書を公開
Posted 2017年9月1日
http://current.ndl.go.jp/node/34606
米国図書館協会、提携組織と共に公正性・多様性・包摂性に関する共同声明を発表
Posted 2017年8月9日
http://current.ndl.go.jp/node/34496
米・公共図書館協会、公平・多様・包摂に関するタスクフォースを立ち上げ
Posted 2017年2月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33429
E1948 – OpenCon,多様で公平な会議のための報告書を公開
カレントアウェアネス-E No.332 2017.09.07
http://current.ndl.go.jp/e1948