2017年8月2日から3日にかけて、兵庫県西宮市の武庫川女子大学中央キャンパスにおいて、同大学附属図書館と図書館流通センターの共催セミナー「『働き方改革』の実現に向けて:非正規雇用者を主体とした図書館運営の課題」が開催されます。
同セミナーでは図書館の事例を元に、非正規雇用者のメンタルヘルス対策やキャリア形成にどのような課題があり、それらをどのように解決すべきかを考えるとしています。また、コストカットにフォーカスした従来の施設運営から脱却し、公共施設はどのように運営され、どのように利用されるべきかを検証し、公共施設の運営のあるべき姿を考察するとのことです。図書館関連以外に、「少子高齢化時代の非正規雇用者のキャリア形成」、「非正規雇用者のメンタルとストレス」、「民間の視点から見る非正規雇用者の労務管理」、「公共施設の利用者としての若者の意識」、「日本型雇用システムの視点から見る女性の活躍と雇用」と題した講義が、各分野の専門家により行われます。
定員300名で、受講料は食事代込みで12,000円とのことです。申込期限は2017年7月17日までとされています。
武庫川女子大学附属図書館/図書館流通センター共催セミナー 「働き方改革」の実現に向けて-非正規雇用者を主体とした図書館運営の課題-(図書館流通センター)
http://www.trc.co.jp/information/170529_mukogawa.html
参考:
CA1878 – 研究文献レビュー:日本の公立図書館における経営形態 / 小泉公乃、德安由希、矢野光華、山田瀬奈、小室祐樹 カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1878