文部科学省、「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する調査研究事業」の公募を開始

2017年7月7日、文部科学省が、「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する調査研究事業」の公募を開始したと発表しています。

同省では、次期学習指導要領の実施に合わせてデジタル教科書を導入できるよう、制度改正を検討しています。

そこで、その一環として、導入に当たって配慮すべき事項や効果的な活用の在り方、デジタル教科書と一体的に活用する教材の選定方法の在り方等についての検討を行い、教育委員会や学校等がデジタル教科書を導入するに当たっての判断に資するよう、参考となるガイドライン等の策定を行うこととしており、策定に向けた調査、資料の収集・分析等のための調査研究を実施するものです。

公募の締切は2017年7月28日で、事業期間は2019年3月31日までとされています。

デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する調査研究事業(文部科学省,2017/7/7)
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1387898.htm

参考:
CA1901 – 動向レビュー:デジタル教科書の導入と著作権制度 / 大谷卓史
カレントアウェアネス No.332 2017年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1901

文部科学省、「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議の最終まとめを公開
Posted 2016年12月16日
http://current.ndl.go.jp/node/33121

文部科学省、次期学習指導要領を告示
Posted 2017年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/33759