科学技術振興機構(JST)は、2017年4月1日付けの、JSTの研究開発実施事業の研究成果の取扱いに関する基本方針である「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針」とその運用ガイドラインを公表しました。
この基本方針は、オープンサイエンスを促進する観点から、研究成果論文のオープンアクセス化や研究データの保存・管理及び公開について、基本的な考え方を定めたものです。研究プロジェクトの成果に基づく研究成果論文はオープンアクセス化することを原則とすること、研究プロジェクトによって生産された研究データは適切に保存・管理することとし、研究データのうち研究成果論文のエビデンスとなるものは公開することを推奨すること、などが述べられています。
なお、この基本方針の策定に伴い、2013年4月に公表された「オープンアクセスに関するJSTの方針」は廃止されます。
オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針(PDF: 115KB)
http://www.jst.go.jp/pr/intro/openscience/policy_openscience.pdf
「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基本方針」運用ガイドライン(PDF: 152KB)
http://www.jst.go.jp/pr/intro/openscience/guideline_openscience.pdf
オープンサイエンス方針(JST)
http://www.jst.go.jp/pr/intro/openscience/index.html
参考:
科学技術振興機構、「オープンアクセスに関するJSTの方針」を公表
Posted 2013年4月23日
http://current.ndl.go.jp/node/23390