アジア/太平洋 米国図書館員協会、米・2018会計年度予算案に対し、反対声明を発表

2017年3月30日、アジア/太平洋 米国図書館員協会(APALA)が、米・2018会計年度予算案において、博物館・図書館サービス機構(IMLS)への予算措置が行われなかったことに対し、反対声明を発表しています。

会員に影響を与える事業として、

・マイノリティの図書館情報学修士号取得等を支援する“Spectrum Scholarship Program”

・有色人種の図書館員の合同カンファレンス“Joint Conference of Librarians of Color”

・ネイティヴ・ハワイアンがリテラシー能力を取得するための活動を行なうNPOや図書館への助成金プログラム“Native Hawaiian Library Services Grants”

をあげています。

APALA releases statement opposing proposed cuts to IMLS(APALA,2017/3/30)
http://www.apalaweb.org/apala-statement-opposing-proposed-cuts-to-imls/

参考:
米国図書館協会(ALA)、マイノリティの図書館情報学修士号取得等を支援し図書館情報学分野の多文化化を促進する“Spectrum Scholarship Program”の2016-2017年の採用者を発表
Posted 2016年6月6日
http://current.ndl.go.jp/node/31734

2回目となる有色人種の図書館員の合同カンファレンス、カンザスシティで開催される(米国)
Posted 2012年10月19日
http://current.ndl.go.jp/node/22121