2017年2月28日、米国図書館協会(ALA)が、昨今の国内の状況を鑑み、移民、GLBTQ、先住民等を支援するための情報を提供するウェブサイト“Libraries Respond”を公開しました。
これは、ハッシュタグ“#librariesrespond”を用いて図書館員がこの問題が発生した時に情報を共有していたことを発展させたもので、共有が必要な情報を掲載することで、図書館員が、コミュニティーの要請に対応できるようにすることを目的としています。
掲載されている情報の例として以下が紹介されています。
・2016年の選挙、ダコタ・アクセス・パイプライン、移民、難民、亡命希望者、トランスジェンダーの生徒の保護に関するトピック
・ALAやその他関連団体の声明
・昨今の課題への図書館の対応例
・現場の図書館員によって作成されたリソース
・クイックレファレンスガイド
Libraries Respond website features timely information on serving immigrants, GLBTQ, indigenous populations(ALA,2017/2/28)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/02/libraries-respond-website-features-timely-information-serving-immigrants
Libraries Respond(ALA)
http://www.ala.org/advocacy/diversity/libraries-respond
参考:
米・公共図書館協会、公平・多様・包摂に関するタスクフォースを立ち上げ
Posted 2017年2月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33429
米・公共図書館協会、大統領選挙後の課題に直面する公共図書館のための資料を公開するウェブページを開設
Posted 2016年12月16日
http://current.ndl.go.jp/node/33119
米国図書館協会会長、会員から寄せられた次期政権への向き合い方に関する質問への回答をQ&A形式で公開
Posted 2016年12月7日
http://current.ndl.go.jp/node/33058
米国図書館協会会長、選挙後の図書館や図書館員が果たすべき役割についての声明を発表
Posted 2016年11月16日
http://current.ndl.go.jp/node/32940