Fund For Learning、米国におけるE-Rateのトレンド・リポート(2016年版)を公開

米国の学校と図書館のブロードバンド環境の整備を支援するための補助金制度である“E-rate”に関するコンサルタントであるFund For Learningが、E-Rateの状況に関するレポートの2016年版(2016年9月付の)を公開しました。

1,016の受給者からの回答をもとにまとめられたもので、回答者のうち
・90%が、3年以内にインターネット接続の速度向上を求めている
・72%が、Wi-Fiが自組織の使命を果たすために重要であると考えている
・79%が、主要なインターネット接続が繋がらなくなったときのためのバックアップまたは副次的なインターネット接続を持っていない

といった結果が示されています。

2016 E-rate Trends Report
https://fundsforlearning.app.box.com/v/2016ErateTrends

2016 E-rate Trends(Funds For Learning)
https://www.fundsforlearning.com/2016ErateTrends.php

参考:
E-Rateによる図書館・学校の通信環境を地図で表現(米国)
Posted 2014年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/26868

米国の公共図書館における“E-rate”の受給率は9割以上:IMLSによる調査より
Posted 2014年4月17日
http://current.ndl.go.jp/node/25951