研究データ同盟(RDA)のウェブサイトで、2016年6月8日と9日かけて、英国ノッティンガムで開催された、研究データ同盟(RDA)の第5回WG/IG合同会合の概要やアジェンダ、会合で発表された資料が公開されています。
同会合は当初はテレビ会議で行われていましたが、2014年以降は、総会の約3か月後に対面型で開催されることになっています。これまで、欧州と米国で交互に開催されています。
合同会合は、RDAのWG/IGの委員長(chair)、技術援助評議会(TAB)、事務局メンバーが参加し、RDAに関する課題について意見交換するためのもので、総会におけるTABとWG/IGが参加する会議を補完するものとして位置付けられています。
第5回会合には、欧州・北米・オーストラリアから40名が参加して、“RDA and the domain specific data life cycles – from planning to preservation”をテーマに発表が行われ、「データファブリック」に関する議論や、TABの担当者による“TAB Landscape Overview Group”による調査の最初の結果も発表されました。
次回の会合は、2016年12月に米国のゲイザースバーグで開催される予定です。
5th RDA WG/IG Collaboration Meeting, 8-9 June 2016, Nottingham, UK (RDA,2016/6/30)
https://rd-alliance.org/5th-rda-wgig-collaboration-meeting-8-9-june-2016-nottingham-uk
5th RDA WG/IG Collaboration Meeting – Nottingham, UK(RDA)
https://rd-alliance.org/groups/5th-rda-wgig-collaboration-meeting-nottingham-uk.html
Presentation slides(RDA)
https://rd-alliance.org/presentation-slides-0
RDA Technical Advisory Board(RDA)
https://www.rd-alliance.org/organisation/rda-tab.html
Working Groups(RDA)
https://rd-alliance.org/groups/working-groups
Interest Groups(RDA)
https://rd-alliance.org/groups/interest-groups
参考:
CA1875 – 研究データ共有の国際動向と図書館の役割:RDA第7回総会報告 / 村山泰啓
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1875