京都大学図書館機構APCワーキンググループが2016年2月付けで作成した「平成27年度学内オープンアクセス費支出状況調査報告書」が、京都大学学術機関リポジトリKURENAIで公開されています。
この報告書は、昨年度に引き続き、京都大学の教員によるオープンアクセス費の支出や、教員へのインタビューなどもあわせて行い、オープンアクセス費を巡る状況を調査したものです。論文データベースScopusを用いた調査の結果、2014年に京都大学の研究者が出版社に支払ったオープンアクセス費は、推計6,700万円で前年比34%増となったこと等が報告されています。
平成27年度学内オープンアクセス費支出状況調査報告書(KURENAI)
http://hdl.handle.net/2433/210594
「平成27年度学内オープンアクセス費支出状況調査報告書」を公開しました(京都大学図書館機構, 2016/5/19)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1370343
参考:
京都大学附属図書館が「学内オープンアクセス費支出状況 予備調査報告書」を公開
Posted 2015年9月1日
http://current.ndl.go.jp/node/29332
E1686 – 京都大学オープンアクセス方針採択の経緯
カレントアウェアネス-E No.284 2015.07.09
http://current.ndl.go.jp/e1686
※リンクを追記しました(2016年5月19日)