ミネソタ大学図書館、CLIR「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」から助成金を得て、同館所蔵のアフリカ系アメリカ人の歴史と文化を代表する資料のデジタル化に着手

2016年1月11日、ミネソタ大学図書館は、図書館情報資源振興財団(CLIR)が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」から22万4,450ドルの助成金を取得したと発表しています。

取得した助成金で、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化を代表する資料のデジタルアーカイブ化に着手するとのことです。

デジタル化の対象には、同館のアーカイブスと特殊コレクションが所蔵する70以上のコレクションからの、16世紀から現在までの、50万近い文献・画像・オーディオ・動画が含まれるとのことです。

デジタル化された資料は、大学図書館のウェブサイト、米国デジタル公共図書館(DPLA)、Umbra(米国全土の図書館やアーカイブスによるアフリカ系アメリカ人の歴史と文化を代表するデジタル化資料の統合検索を行なうツール)で検索できるようにするとのことです。

U Libraries receives $224,450 to digitize African American collections(University of Minnesota,2016/1/11)
http://www.continuum.umn.edu/2016/01/u-libraries-receives-224450-digitize-african-american-collections/

Umbra
https://www.umbrasearch.org/

参考:
図書館情報資源振興財団(CLIR)が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」に対して、アンドリューW.メロン財団が434万ドルの助成金を授与
Posted 2015年12月18日
http://current.ndl.go.jp/node/30264