ビル&メリンダ・ゲイツ財団のPerpuSeruプログラム、インドネシアの公共図書館のIT基盤整備に追加投資

2015年10月27日付のJakarta Post紙によると、インドネシアの、99県の451ヶ村にある550の公共図書館に、コンピューター、研修プログラム、メンタリング(熟練者が未熟練者に助言や手助けを実施すること)などを設置するため、ビル&メリンダ・ゲイツ財団のPerpuSeruプログラムが、1,200万米ドルの追加投資を行なうとのことです。また、コカコーラ財団インドネシア、インドネシア国立図書館、内務省、テルコム・インドネシア、マイクロソフトとの連携も継続するとのことです。

追加の投資では、パプア、スラウェシ、東ヌサ・トゥンガラマルク、マルク各州の県がターゲットとなっているとのことです。

2011年にインドネシアで開始された同プログラムでは、公共図書館をIT基盤のコミュニティセンターに転換させ、これまでに16州・34県・84ヶ村の118の図書館を支援してきたとのことで、今後の長期ビジョンでは、2025年までに少なくとも2,000万人の生活水準を向上させることを目指しているとのことです。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の図書館イニシアチブプログラムであるPerpuSeruプログラムでは、54か国以上の2万8,000館の図書館を通じて2億5,300万の人々に支援の手を差し伸べてきたとのことです。

Indonesia to have more IT-based public libraries(Jakarta Post,2015/10/27付け記事)
http://www.thejakartapost.com/news/2015/10/27/indonesia-have-more-it-based-public-libraries.html