2015年9月25日、日本図書館協会(JLA)障害者サービス委員会は、障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関する意見の募集を開始しました。
これは、2016年4月より施行される障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(いわゆる「障害者差別解消法」)の趣旨を正しく理解するため、JLA障害者サービス委員会が進めているガイドライン作成の一環です。
Word、PDF、テキスト、点字データの各形式で回答用紙が掲載されています。募集されている意見の種類は、次の5項目です。
1. 図書館で差別的な取り扱いだと感じたこと、いやな思いをしたこと。またはそれらをみかけたこと。
2. 適切な配慮を受けられずに困ったこと。困っている人をみかけたこと。
3. 障害のある人への配慮としてよいと思ったこと。配慮を受けてよかったこと。
4. もっとこうしてほしいという配慮。またはあったらよいと思う配慮。
5. 差別や合理的配慮についての疑問
募集期間は、2015年12月31日までです。
障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集(JLA障害者サービス委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/gouriteki-bosyuu.html
障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集(PDF形式)(JLA障害者サービス委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/gouriteki-bosyuu.pdf
障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集(WORD形式)(JLA障害者サービス委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/gouriteki-bosyuu.doc
障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集(テキスト形式)(JLA障害者サービス委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/gouriteki-bosyuu.txt
障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集(点字データBES形式)(JLA障害者サービス委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/gouriteki-bosyuu.bes
日本図書館協会・障害者サービス委員会
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/index.html
参考:
日本図書館協会、「障害者差別解消法に基づく基本方針(原案)に関する意見」を公開
Posted 2015年1月9日
http://current.ndl.go.jp/node/27778
E1679 – IFLAによるディスレクシアの人のためのガイドライン改訂
カレントアウェアネス-E No.282 2015.06.04
http://current.ndl.go.jp/e1679
国際図書館連盟(IFLA)、ディスレクシアの人への図書館サービスに関する新しいガイドラインを公開
Posted 2015年3月13日
http://current.ndl.go.jp/node/28150
E309 – IFLAが視覚障害者図書館サービスに関するガイドラインを改訂
カレントアウェアネス-E No.55 2005.03.16
http://current.ndl.go.jp/e309