英Jiscの研究・教育に関するオンラインサービス部門であるEDINAが、同部門が手掛けるリポジトリ向けメタデータ仕様RIOXX 2.0と、OpenAIREのメタデータ仕様第3版(OpenAIRE 3.0)との対応関係のマッピングを公開しました。
RIOXX 2.0は英国研究会議(RCUK)と高等教育助成会議(HEFCE)のオープンアクセス(OA)方針の要求に従ったリポジトリ向けのメタデータ仕様、OpenAIRE 3.0はEUの助成研究の成果に関するOA推進プロジェクトであるOpenAIREがリポジトリ向けに定めたメタデータ仕様です。対象とする領域が重なることから、今回RIOXX 2.0の担当チームがOpenAIREの技術者と協働し、RIOXX 2.0の各語彙とOpenAIRE 3.0における語彙との対応関係や、メタデータの各項目が必須のものかどうか等の運用についてまとめた表を作成したとのことです。
Compatibility with OpenAIRE(RIOXX、2015/9/10付け)
http://rioxx.net/2015/09/10/compatibility-with-openaire/
Crosswalk from RIOXX 2.0 to OpenAIRE 3.0
http://rioxx.net/crosswalk_rioxx_2_0_openaire_3_0/
参考:
RCUKとHEFCEのOA方針に対応したリポジトリ向けメタデータ仕様 RIOXX2.0ベータ版公開
Posted 2014年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/26472
英Jisc、RIOXXに対応するためのEPrints向けプラグイン、DSpace向けパッチを公開
Posted 2015年8月5日
http://current.ndl.go.jp/node/29091
E1666 – リポジトリの相互運用性:研究情報とオープンアクセスを繋ぐ カレントアウェアネス-E No.279 2015.04.09
http://current.ndl.go.jp/e1666