2015年8月27日付でEIFL(Electronic Information for Libraries)のブログに、“Facebook for libraries”と題した記事が掲載されています。
Facebook活用することによっては利用者コミュニティと効率的につながることができるとしていて、8月に筆者(Romy Beard氏)が複数の大学図書館関係者に聞き取った内容が紹介されています。
ADA大学図書館(アゼルバイジャン)、グラスゴー大学図書館(英国)マンチェスター大学図書館(英国)などの例が挙げられており、最後にTIPSとして、
・まずは、個人のアカウントを開設して、試用してみること
・館内でチームを作って、参画してもらうこと
・Facebookページを売り込むこと
:例えば、ウェブサイトやEメールのほか図書館でポスター、チラシ等を配る
・学生協働を図ること
:例えば、Facebook改善のため、学生の間で何が流行っているのか知るため、アルバイトの学生を雇う
・自信に満ちた語調を用いつつ、ユーモアある情報発信を行うこと
:記事を投稿する際の語調は自信のある形、かつユーモアも必要である
・学生のスケジュールにあわせた発信内容とすること
:例えば、大学が休みの日には、電子情報資源への遠隔アクセスに関する情報、試験機関にはPCや自習スペースに関する情報を提供する、など
といった6点が掲げられています。
Facebook for libraries(EIFL, 2015/8/27)
http://www.eifl.net/blogs/facebook-libraries
参考:
CA1823 – 大学図書館におけるFacebookを利用した広報戦略 / 伊藤仁浩
カレントアウェアネス No.320 2014年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1823