2015年9月16日、国文学研究資料館において、第39回 国文研フォーラム「東日本大震災で被災した医学書と近世在村医 -福島県双葉町泉田家文書の世界-」が開催されます。
2011年3月11日の東日本大震災によって、福島県内の多くの地域歴史遺産が損害を被ったが、そのうち双葉町両竹地区泉田家の歴史遺産は茨城史料ネットによって救い出されたとのことです。同研究所の西村慎太郎准教授による報告では、泉田家の歴史遺産を保全する活動に触れつつ、同家文書資料の特質を明らかにした上で、医学関係蔵書を検証して、近世在村医の存在形態の一端を明らかにするとのことです。
参加無料で予約不要ですが、ご来場者が多数の場合、入場を制限する場合があるとのことです。
第39回 国文研フォーラム(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/pages/event/symposium/2015/forum.html
茨城史料ネット
http://ibarakishiryou.web.fc2.com/
参考:
「福島県双葉町の東日本大震災関係資料を将来へ残す」のホームページが公開
Posted 2015年4月22日
http://current.ndl.go.jp/node/28358
警戒区域内の福島県3町からの文化財搬出作業が初めて行われる
Posted 2012年9月7日
http://current.ndl.go.jp/node/21781