RDA、2019年に向けて新しい運営体制への移行を企図 今年の11月には委員会の名称変更も予定

2015年8月10日、RDAは、RDA開発のための運営体制を変更し、2019年までに新体制に移行したい考えを示しました。その足がかりとして、2015年11月には、合同運営委員会(Joint Steering Committee:JSC)と主要委員会(Committee of Principals)という名称をそれぞれ、RDA役員会(RDA Board)、RDA運営委員会(RDA Steering Committee)とする考えのようです。

今後、それぞれの委員会では、運営体制の変更に関する議論や作業の効率化の検討などを行い、JSC(RDA Board)では、各国の国立機関からの代表者選出についても提案を打ち出すようです。

Committee of Principals Governance Transition Plan(RDA, 2015/8/10)
http://www.rdatoolkit.org/blog/7772?page=1
http://www.rdatoolkit.org/sites/default/files/statement_from_cop_050815.pdf
※2つ目のリンクは付属資料(“ Transition timescales for RDA Governance”)です。

参考:
CA1766 – 動向レビュー:RDA:ウェブの世界に乗り出す目録規則(解説) / 和中幹雄
カレントアウェアネス No.311 2012年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1766

※訳語の誤りを訂正しました(2015/8/19)