英国研究会議(RCUK)、オープンアクセス方針の適用状況に関するレビューについて、対応策を公開

2015年7月29日、英国研究会議(RCUK)は、2015年3月に発表したオープンアクセス方針の適用状況に関するレビューについて、対応策をまとめて公開しました。

このレビューは、2013年4月から2014年7月までを対象としており、“Compliance monitoring”など6項目、合計30に及ぶ提案をしています。今回、それらについてのRCUKの対応策が公開されました。

RCUKは、これらの提案の実施に当たり、研究機関、出版社、学会などでオープンアクセス方針を扱っている専門家からなるグループを設置し、方針の修正やデータの収集などに関する助言を受けることとしています。グループはまた、ライセンスやエンバーゴなどについても検討します。

その他、ORCIDの採用についても早急に検討することとしています。

Research Councils UK responds to Burgess Review(RCUK, 2015/7/29)
http://www.rcuk.ac.uk/media/news/150729/

RCUK Response to Burgess Review recommendations(RCUK)
http://www.rcuk.ac.uk/RCUK-prod/assets/documents/documents/BurgessReviewRecommendations.pdf

参考:
英国研究会議(RCUK)、オープンアクセス方針の適用状況に関するレビュー第1弾を発表
Posted 2015年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/28256