2015年7月31日、シカゴ公共図書館(CPL)は、大手電力・ガス会社のエクセロン社から250万ドルの助成金を得て、ハロルド・ワシントン・ライブラリー・センターに1万8千平方フィートの旗艦となる“early learning space”を設置するほか、14の分館にサテライトを配置すると発表しています。
“early learning space”ではSTEM分野(科学、技術、工学、数学)および初期教育の5つの訓練(話す、歌う、読む、書く、遊ぶ)を組み込んでおり、同エリアとCPLの図書館員は、両親と小学校教員を支援することを焦点をあてているとのことです。
ハロルド・ワシントン・ライブラリー・センターでは、既存の“YOUmedia”や高度な製造業のための“Maker Lab”のようなサービスを行なうようです。
Mayor Emanuel and Chicago Public Library Commissioner Bannou Announce Expansion of Early Learning Educational Investments(Exelon,2015/7/31)
http://www.exeloncorp.com/Newsroom/pr_20150731_EXC_CPLdonation.aspx
CPL 公式Twitter(2015/7/31)
https://twitter.com/chipublib/status/627152149085093888
参考:
シカゴ公共図書館のティーン向けラーニングラボ“YOUMedia”
Posted 2011年11月30日
http://current.ndl.go.jp/node/19622
E1378 – 様々な創作活動を育む場所―メイカースペースを公共図書館に
カレントアウェアネス-E No.229 2012.12.28
http://current.ndl.go.jp/e1378