宇部市、戦争の体験談や関連資料を募集し、デジタル化保存や記録集作成を実施する「市民が伝える戦争の記憶と記録プロジェクト」を開始

2015年7月13日、山口県の宇部市が、「市民が伝える戦争の記憶と記録プロジェクト」を開始することを発表しました。

戦争の悲惨さや平和の大切さを継承していくため、自身の戦争体験を話すことが出来る人や、戦争に係る当時の資料(写真、映像、文書など)を募集し、語り部活動に役立てたり、記録集の作成、デジタル化保存を行うものとのことです。なお、作成した記録集は、ホームページでの公開や学校教育・生涯学習での活用を予定しているようです。

このプロジェクトでは、他に、宇部市の戦災についての学ぶ学習会の開催や、戦争の記憶と平和への願いを後世に伝えるための語り部を育成するセミナーも実施されるようです。

戦後70年、今こそ記憶の継承を(宇部市, 2015/7/13)
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/houdou/kenkou_fukushi/h27/sengo70nen.html

戦争記録プロジェクト:始動 平和の大切さ継承を 宇部市 /山口(毎日新聞, 2015/7/15)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20150715ddlk35040339000c.html