2015年3月18日、米国議会において、研究助成を行う連邦機関を対象にパブリックアクセスを義務付ける、”FASTR(Fair Access to Science and Technology Research) Act”が再提出されました。
米SPARCは、本法案が法制化されれば、連邦機関による研究の成果の永続的なパブリックアクセスが確保されるとして、歓迎の意を表明しているようです。
“FASTR” Legislation Would Ensure Permanency of Public Access to Scientific Research
http://www.sparc.arl.org/news/2015-fastr-introduction
S.779 – Fair Access to Science and Technology Research Act of 2015(Congress.gov)
https://www.congress.gov/bill/114th-congress/senate-bill/779/actions
参考:
米国政府、公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けた計画案の策定を政府機関に指示
Posted 2013年2月25日
http://current.ndl.go.jp/node/22967
米下院にNSFなど連邦政府4機関にパブリック・アクセスを義務付ける法案”PAPS ACT”提出
Posted 2013年9月24日
http://current.ndl.go.jp/node/24429
米国防総省、助成研究成果のパブリックアクセス方針草案を公開
Posted 2015年3月18日
http://current.ndl.go.jp/node/28171