2014年12月付で、ニューヨーク州立大学オールバニ校の“Center for Technology in Government”プロジェクトによる、オープンガバメントにおける公共図書館の役割についての報告書“Enabling Open Government for All: A Road Map for Public Libraries”が公開されていました。2013年の“Laura Bush 21st Century Librarian Program”の助成と、博物館・図書館情報サービス機構（IMLS）の協力を得て行われたプロジェクトの成果をまとめたものとのことです。
このプロジェクトは、地域のオープンガバメントのエコシステムにおいて、公共図書館が果たすべき役割は何か。公共図書館がどこでその価値を最大限に発揮できるのか。価値を作り出すために必要とされる新しいスキルやリソースは何かなどの問いに答えるものとのことです。
2015年1月9日のIMLSのブログでも、その概要が紹介されています。
Enabling Open Government for All: A Road Map for Public Libraries（Center for Technology in Government, 2014/12）
http://www.ctg.albany.edu/publications/reports/enabling_open_gov_for_all/enabling_open_gov_for_all.pdf
Enabling Open Government for All: A Road Map for Public Libraries（Center for Technology in Government, 2014/12/1）
http://www.ctg.albany.edu/publications/reports/enabling_open_gov_for_all
A Demand-side Open Government Planning Model for Public Libraries（IMLS, 2015/1/9）
http://blog.imls.gov/?p=5486
参考：
IMLS、地方のオープンガバメントにおける公共図書館の役割の理解に向けて助成金
Posted 2013年8月29日
http://current.ndl.go.jp/node/24273
博物館・図書館サービス機構（IMLS）、“21st Century Librarian Program”の評価レポートを公表（米国）
Posted 2014年1月20日
http://current.ndl.go.jp/node/25280
