2026年3月10日付けで、政府のデジタル記録におけるAIの活用方法等について考察した文献“Sifting the Digital Heap: A scoping study of AI for government archives – access, backlogs, and responsible practice”が、リポジトリZenodo上で公表されました。著者は、英・ラフバラ大学のLise Jaillant氏等です。
AIは、責任ある明確な目的に基づいて使用されている限り、政府のデジタル記録の管理やアクセス性向上において重要な役割を果たし得るとしています。アーカイブズ機関や政府でAI活用が進む現状において、責任ある効果的な導入のための優先事項として、AIが特に効果を発揮する分野での活用、生成AIによって変化した利用者の期待への対応、明確で説明責任のある枠組みの導入、組織横断的な協調戦略の策定、の四点が示されています。
Jaillant, Lise; Kidd, Matthew; Zhao Lingjia. Sifting the Digital Heap: A scoping study of AI for government archives – access, backlogs, and responsible practice. Zenodo, 2026.
https://doi.org/10.5281/zenodo.18935870
GLOW Scoping Study(LUSTRE)
https://lustre-network.net/publications-2/
※「Sifting the Digital Heap: A scoping study of AI for government archives – access, backlogs, and responsible practice」とあります。
参考:
図書館、アーカイブズ機関等の文化遺産機関におけるAIの活用(文献紹介) [2025年06月13日]
https://current.ndl.go.jp/car/254065
英国国立公文書館(TNA)、永久保存すべきデジタル記録の選別において人工知能(AI)ツールの活用可能性を調査するプロジェクトの成果物を公開 [2021年11月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/45202
