DOAJ、収録ジャーナル・記事のメタデータを有料で提供する「プレミアムメタデータサービス」を導入

2026年3月3日、オープンアクセス(OA)ジャーナルのディレクトリであるDirectory of Open Access Journals(DOAJ)が、3月17日から、DOAJに収録しているジャーナル及び記事のメタデータを有料で提供する「プレミアムメタデータサービス」(premium metadata services)を導入すると発表しました。

コアとなるメタデータは従来どおり無料で提供しつつ、一部ユーザーを対象として最新版のデータを有料化することで、サービスにおける持続可能性の確保を図るものとされています。OAI‑PMH、公開データダンプ(Public Data Dump)、CSVファイル(Journal CSV)によるデータ取得が対象で、有料版では可能な限り最新のデータが、無料版では一か月前の時点のデータが提供されるとしています。

導入の背景としては、DOAJのAPIのアクセス数が増加しており、特に近年のAIボットに関連したトラフィックの急増によって、運用コストの更なる増大が見込まれていることが挙げられています。

DOAJ’s new premium metadata services(DOAJ, 2026/3/3)
https://blog.doaj.org/2026/03/03/doajs-new-premium-metadata-services/

参考:
DOAJ、2026年から2028年までの戦略を発表 [2026年01月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/269847

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、ボット対策に取り組むリポジトリ担当者向けの情報をまとめたウェブサイト“Dealing with Bots”を公開 [2026年01月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/269837

生成AI時代の攻撃的なクローラートラフィックの緩和:米・ノースカロライナ大学チャペルヒル校図書館の経験(文献紹介) [2025年10月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/260056