120万本以上の学術論文がクリエイティブ・コモンズライセンスを導入(記事紹介)

2014年8月15日の米PLOSのブログ”PLOS Opens”に、学術論文におけるクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスの導入状況の見積もりに関する記事が掲載されています。同記事の見積もりでは世界中で少なくとも120万の論文がCCライセンスを導入しており、うち72万以上はCC-BYであろうとされています。

この見積もりはDirectory of Open Access Journals(DOAJ)のデータに基礎を置きつつ、DOAJに含まれていない個別の論文に関わる数字を大手のOA雑誌等のデータによって補う等して算出された、とのことです。

The rise and rise of Creative Commons: Over 1.2M CC Licensed Scholarly Articles(PLOS Opens、2014/8/15付け)
http://blogs.plos.org/opens/2014/08/15/rise-rise-creative-commons-1-2m-cc-licensed-scholarly-articles/

参考:
オープンアクセス雑誌におけるCCライセンスの導入状況(記事紹介)
Posted 2014年6月24日
http://current.ndl.go.jp/node/26423

Springer社が公開するオープンアクセス論文数が20万件を突破
Posted 2014年7月22日
http://current.ndl.go.jp/node/26618

『カレントアウェアネス』、『カレントアウェアネス-E』で、クリエイティブコモンズ・ライセンスが付与された記事を公開しました
Posted 2014年8月7日
http://current.ndl.go.jp/node/26755