カリフォルニア電子図書館(CDL)がCrossRefと契約、学術出版物をより見つけやすく

2014年8月5日、CrossRefがカリフォルニア電子図書館(CDL)と契約を結んだことが発表されています。これにより、CDLのデジタル識別子サービス“EZID”を利用する出版者は、そのコンテンツのメタデータについて、CrossRefのシステムに登録できるようになるなど、CrossRefへの参加が容易になるとのことです。

CDLはDataCiteコンソーシアムの立ち上げ機関で、CrossRefと同様、DOIの登録機関の1つであるとのことです。

CrossRef and California Digital Library Agreement Extends Discoverability of Scholarly Publications(CrossRef, 2014/8/5)
http://www.crossref.org/01company/pr/news080514.html

CDL and CrossRef agreement to benefit EZID’s library publisher clients(CDL, 2014/8/5)
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2014/08/05/cdl-and-crossref/

参考:
CrossRef、テキスト・データ・マイニングサービスを5月にリリース
Posted 2014年5月2日
http://current.ndl.go.jp/node/26063

E1537 – 研究データへの識別子付与と引用可能性向上:DataCiteの活動
カレントアウェアネス-E No.254 2014.02.20
http://current.ndl.go.jp/e1537