2014年7月29日、私立大学図書館協会のページで、国立大学図書館協会 教育学習支援検討特別委員会による「高等教育のための情報リテラシー基準 ドラフト 2.3」(2014年3月付)が公表されています。
「高等教育のための情報リテラシー基準」は、高等教育において必要となる情報リテラシーとして身につけるべき知識、スキル及び全体の行動プロセスを示すものということで、学生、教員、大学経営者、図書館といった対象ごとの同基準の使い方を示し、6つのフェーズで基準をまとめています。また、この基準を大学教育の場で活用できるよう、フェーズごとに初級、中級、上級にわけて実践例を示した「高等教育における活用体系表」も参考として付されています。
高等教育のための情報リテラシー基準 ドラフト 2.3(国立大学図書館協会 教育学習支援検討特別委員会, 2014年3月付)
http://www.jaspul.org/news/asset/docs/20140729_別紙_高等教育のための情報リテラシー基準_d2.3.pdf
「高等教育のための情報リテラシー基準(ドラフト2.3)」への意見について(私立大学図書館協会)
http://www.jaspul.org/news/2014/07/23.html
参考:
国立大学図書館協会、報告会「伝統的な図書館を超える図書館活動 -学修支援の実際-」の配付資料および実況録画を公開
Posted 2014年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/25485
CA1445 – 米国における利用者教育の方向-大学・学校図書館の基準を中心に- / 野末俊比古
カレントアウェアネス No.268 2001.12.20
http://current.ndl.go.jp/ca1445
大学・研究図書館協会(ACRL)による『高等教育のための情報リテラシー能力基準』の改訂作業、ドラフト第2版が公開(米国)
Posted 2014年6月18日
http://current.ndl.go.jp/node/26373