2025年12月5日付けで、フィンランド国立図書館が、読む本をどう選ぶかに関する記事“Who decides what you read?”をウェブサイトに掲載しました。
誰かが本を見つけ、それを読むに至るまでには多くの要素が影響しており、近年はソーシャルメディアの影響が大きくなってきているとあります。ソーシャルメディアやウェブ全体でどのようなトピックが取り上げられるかは、アルゴリズムによって左右されるとし、フィンランドにおいてはフィンランド語による書籍に関するソーシャルメディアコンテンツの作成が重要であるとする見解などを紹介しています。
記事では、商業的な利益に左右されずに本を選ぶことができるツールとして、フィンランド国立図書館が国内の公共図書館の協力を得て運営する共同電子図書館サービス“E-Library”を取り上げています。E-Libraryのコンテンツは、フィンランド全土の図書館専門家で構成される選考グループによって選定されており、多様な書籍を紹介し、読者が思いがけない本に出会えるようにすることを目指していることなどが紹介されています。
Who decides what you read?(National Library of Finland, 2025/12/5)
https://www.kansalliskirjasto.fi/en/news/who-decides-what-you-read
参考:
フィンランド国立図書館が運営する共同電子図書館サービス、新たに北部の59自治体が参加 [2024年12月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/231409
フィンランド国立図書館、自治体向け共同電子図書館サービスを開始:200以上の自治体が参加し、同国に住む人の約85%が利用可能 [2024年05月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/219488
フィンランド国立図書館、国内の公共図書館の共同電子図書館の運営母体となることを発表:共同電子図書館は2024年に公開予定 [2023年06月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/184379
E2457 – フィンランド公共図書館のデジタルメディアプロジェクト
カレントアウェアネス-E No.427 2021.12.23
https://current.ndl.go.jp/e2457
