オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、学術文献におけるセマンティック多言語検索の概念モデルに関する報告書を公開

2025年11月6日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、学術文献におけるセマンティック多言語検索の概念モデルに関する報告書を公開しました。セマンティック多言語検索は、様々な言語で書かれた学術文献を、言語や言葉遣いに関係なく発見可能とする技術です。

この報告書は、セマンティック多言語検索に関する概念実証を行い、新世代の検索ツールとして、学術文献のオープン性、公平性、言語の多様性を確実に推進するものとなるよう、その経験、共通原則、集団的な責任について考察したもので、確定した技術的な設計案を示すものではないとしています。

この概念実証により、セマンティック多言語検索がキーワード検索よりも有望である点が確認されたとしています。また、既存のインフラの廃止や大幅な変更なしに、統合型の多言語学術文献環境に統合可能であることが分かったとしています。

Matas, L. Enhancing Visibility Across Languages: Semantic Multilingual Search for Scholarly Content. Confederation of Open Access Repositories. 2025, 13p.
https://doi.org/10.5281/zenodo.17535336

参考:
オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、学術文献におけるセマンティック多言語検索の概念モデル案開発プロジェクトに着手 [2025年10月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/258937