インドネシア国立図書館による法定納本に係る取組(記事紹介)

2025年9月15日付けで、インドネシア国立図書館による法定納本に係る取組を紹介する記事が、国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトに掲載されています。

インドネシアでは、印刷物及び録音物の納本に関する法律(2018年法律第13号)に基づき、出版者及び録音物の制作者は、印刷物1タイトルにつき2部、録音物1タイトルにつき1部をインドネシア国立図書館に納本することが義務付けられており、2025年現在、同館が収集した総数は、印刷物221万5,457部、録音物141万7,647部に上るとされます。

その一方で、多くの出版者等の間では納本制度が十分に認知されていない現状があり、インドネシア各州において関係者向けのアウトリーチ活動を行ったり、納本義務を継続的かつ適切に果たしている出版者等を表彰したりといった取組を同館が行っていることが紹介されています。

Implementation of Legal Deposit at the National Library of Republic of Indonesia(IFLA, 2025/9/15)
https://www.ifla.org/news/implementation-of-legal-deposit-at-the-national-library-of-republic-of-indonesia/

参考:
CDNLAOニュースレター、最新号で「法定納本制度」を特集:4か国の国立図書館における取組を紹介 [2021年08月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/44671
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12366766/www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/098/98ind.html
※二つ目のURLからCDNLAO Newsletter第98号にアクセス可能です。