Pew Research Center、米国民と公共図書館との関係性に関する調査結果を公表

2014年3月13日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、米国民と公共図書館との関係性を調査した報告書”From Distant Admirers to Library Lovers–and beyond:A typology of public library engagement in America”を公表しました。2013年7月18日から9月30日までの期間に16歳以上の米国在住者6,624人を対象とした行われた電話調査の結果とのことです。

レポートの要約では、以下のような内容等が紹介されています。

・30%の米国人は公共図書館を頻繁に利用する等、公共図書館と大きく関わりを持っている。39%は過去数年以内に図書館を利用したことがあり、好意的な印象をもっている。
・経済的、社会的、技術的、文化的に幅広いリソースを持つ人は概して、ネットワークの一部として図書館を利用している。
・図書館との関わりの深さは、子育て、就職活動、学生時代等、人生の重要な時期と関連付けられる。引退後や、仕事が安定している時等、人生の穏やかな時期は、情報検索や図書館利用をより必要としない。

From Distant Admirers to Library Lovers–and beyond (Pew Research, 2014/3/13)(PDF)
http://www.pewinternet.org/files/2014/03/PIP-Library-Typology-Report.pdf

Pew Research: More than two-thirds of Americans are actively engaged with public librariesFrom Distant Admirers to Library Lovers–and beyond (Pew Research, 2014/3/13)
http://www.pewinternet.org/2014/03/13/pew-research-more-than-two-thirds-of-americans-are-actively-engaged-with-public-libraries/