2025年6月14日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)近畿部会第175回例会が、滋賀県庁(大津市)において開催されます。
テーマは、「地方公文書館における学校連携事業の現在―福井県と滋賀県の事例を中心に」です。現行の学習指導要領では、歴史学習における「資料」の活用が一層重視されており、解説で初めて「公文書館」の役割に言及されるなど、各館の学校連携の取組の重要性が増しているとあります。例会では、近年特徴的な取組を進めてきた福井県と滋賀県の事例を基に、地方公文書館における学校連携事業の成果や課題等を確認するとしています。
講師は、田川雄一氏(福島県立藤島高等学校、元福井県文書館)、久保田重幸氏(三重大学教育学部、元滋賀県教育委員会事務局)、大月英雄氏(滋賀県立公文書館)です。
定員は60人です。参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。
近畿部会第175回例会のお知らせ(全史料協)
https://jsai.jp/iinkai/kinki/kinki-top.html
参考:
福井県文書館、「ふくいのアーカイブズを活用した教材集」を公開 [2024年04月03日]
https://current.ndl.go.jp/car/217925
福井県文書館、学校向けアーカイブズガイドを公開:資料解説シートはCC BY 4.0で提供 [2017年05月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/34058
E2620 – 歴史公文書を学校現場で活用するために:滋賀県の事例から
カレントアウェアネス-E No.462 2023.08.24
https://current.ndl.go.jp/e2620