2013年11月14日付けの河北新報において、東松島市図書館(宮城県)の取り組んでいる被災体験談を収集する事業において、その取材件数が109人にのぼっていることが報じられています。記事によると、最初は手探りであったものが、人から人に縁がつながり、「語り手募集」の呼び掛けに応じて図書館を訪れる人が増えたとのことです。
また実際のプロセスについて、「録音機とビデオカメラを回し、約1時間をかけて聴く」、「ビデオ編集のほか、語りを一字一句、忠実に文章に起こす。皆で分担し、完成稿まで丸々1週間の作業」を経て、「1人の記憶が市民共有の記録に変わっていく」と報じています。
被災体験、永遠に残す/東松島市図書館(河北新報, 2013/11/14付け)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1070/20131114_01.htm
参考;
宮城県東松島市図書館、東日本大震災の被災体験談を公開 Posted 2013年5月16日
http://current.ndl.go.jp/node/23512