研究助成機関と雑誌のOA方針がマッチしているかを調べられるサービスSHERPA/FACT、APIのβテストを開始

研究助成機関のOA方針と雑誌のOA方針がマッチしているかを調べられるサービスSHERPA/FACTが、APIの提供を開始しました。SHERPA/FACTは英国ノッティンガム大学を中心とするリポジトリ・プロジェクトSHERPAの一環として運営されているサービスで、今回新たに提供されるAPIも、使い方はSHERPA/RoMEOなど他のサービスで既に提供されていたAPIと同様とのことです。APIによりSHERPA/FACTのデータを取得して加工したり、自身のwebサイトにSHERPA/FACTの情報を埋め込んだりすることが可能になります。ただし現在はまだβテストの段階であり、業務に必要不可欠なアプリケーション等の中では使用しないように、と注意が述べられています。βテスト版のAPIは2013年11月末まで利用できます。

Beta SHERPA/FACT Applications Programmer’s Interface Announced(SHERPA/FACT、2013/10/31付け)
http://www.sherpa.ac.uk/romeo/news.php?la=en&fIDnum=|&mode=simple&version=&file=../news/2013-10-31-FACT-RoMEO-Beta-Release.html

Application Programmers’ Interface(SHERPA/FACT)
www.sherpa.ac.uk/fact/apimanual.php

参考:
SHERPA、研究者が助成機関と雑誌のOA方針がマッチしているかを調べられるツールSHERPA/FACTを公開
http://current.ndl.go.jp/node/24300