米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2012年版を刊行

2013年10月30日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2012年版「学術図書館の動向と統計」(2012 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したことを発表しました。この資料には、1,495機関の学術図書館のコレクション、支出額、サービス等、6つの項目に分類されたデータがまとめられているとのことです。

無料で公開されている概要によると、資料構築への支出は2011年よりも7.3%増加しており、給料・賃金への支出は3.7%増加しているとのことです。また、過去1年以内に76%の学術図書館がソーシャルメディアを利用していることが報告されています。利用した理由の上位3つは、図書館サービスのプロモーション、イベントのマーケティング、コミュニティの構築とのことです。

2012 Academic Library Trends and Statistics (ALA)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/7898

ACRL 2012 Academic Library Trends and Statistics. Three-volume Set (ALA store)
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=10836

参考:
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2011年版を刊行
Posted 2013年1月16日
http://current.ndl.go.jp/node/22709

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2010年版を刊行
Posted 2011年12月7日
http://current.ndl.go.jp/node/19674